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新卒採用の面接で使える質問集

企業として人材戦略を考えるうえで、欠かせない新卒採用。

必要な人材を確保するだけでなく、自社にマッチした人材を採用するには面接での見極めが重要です。


本記事では、新卒採用の面接で使える質問例、反対に聞いてはならないNG質問についてご紹介します。


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目次[非表示]

  1. 1.新卒採用面接の流れ
  2. 2.新卒採用の面接で使える質問集
    1. 2.1.アイスブレイク編
    2. 2.2.経験やスキルに関する質問編
    3. 2.3.志望度、企業理解を測る質問編
  3. 3.新卒採用の面接で気を付けるべきNG質問
    1. 3.1.企業イメージの低下
    2. 3.2.面接の効果が得られない
    3. 3.3.違法行為となる場合も
  4. 4.具体的なNG質問集
    1. 4.1.本籍に関する質問
    2. 4.2.住居環境や家庭環境に関する質問
    3. 4.3.思想・信条、宗教、尊敬する人物、支持政党に関する質問
    4. 4.4.男女雇用機会均等法に抵触する質問
  5. 5.新卒採用面接の3つのポイント
    1. 5.1.面接をマニュアル化する
    2. 5.2.共通の質問を用意する
    3. 5.3.評価基準を設けておく
  6. 6.まとめ


新卒採用面接の流れ

新卒採用面接の質問は、徐々に質問の内容が深くなる構成が一般的です。徐々に内容が深まる順番となっているので、学生も面接の場に慣れながら本来の表現ができるでしょう。

  1. 面接官の自己紹介、企業の説明
  2. アイスブレイク(雑談)
  3. 学生の自己紹介・自己PR
  4. 経験やスキルに関する質問
  5. 志望度、企業理解を測る質問
  6. 学生からの逆質問
  7. 事務確認


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新卒採用の面接で使える質問集

ここからは実際に新卒採用の面接で使える質問例をご紹介します。


アイスブレイク編

採用面接でのアイスブレイクの質問は、候補者の緊張を和らげ、円滑なコミュニケーションをとることが目的です。

堅い雰囲気のまま面接を始めてしまうと、候補者本来の能力を発揮できず、十分な情報収集ができない可能性も考えられます。
2~3分の雑談を交えて場を和ませ、候補者が主体的に話せる雰囲気を作りましょう。

  • 本日はわざわざありがとうございます。会場まで迷いませんでしたか?
  • 最近暑くなってきましたね。冷房はつけているのですが、暑ければ遠慮なく仰ってくださいね。
  • 〇〇大学なんですね。実は私も同じ大学の出身なんですが、食堂メニューの〇〇はまだありますか?
  • オンライン面談は初めてですか?電波が悪ければいつでもチャットで声をかけてくださいね。

住所や出身地の質問について、履歴書に記載されていない細かい住居情報について尋ねるのは控えましょう。

就業差別につながる質問とならないように軽い話題にとどめておきます。


経験やスキルに関する質問編

学生の自己紹介・自己PRでは学生自身が自己紹介を行い、自分の経験や強みをアピールします。

その内容を元に質問を通じて、自社が求める人材とマッチしているかを確認できます。

自社が求める人材に適しているかを見極める重要な項目ですので、採否の判断に必要な要素を引き出せるよう、十分な質問を用意しておきましょう。

  • 自己PRにあった〇〇で、一番成長したと思うポイントは何ですか?
  • 〇〇の経験を通して、どのようなスキルが身についたと思いますか?
  • 身についたスキルを、今後のキャリアにどのように生かしたいですか?
  • これまでに苦労した・大変だった経験はありますか?それをどのように乗り越えましたか?
  • 自身にとってプレッシャーとなる環境にどのように対処しますか?
  • ご自身の短所は何ですか?それを補う心がけはされていますか?
  • 過去の経験で短所を克服したことはありますか?その際の工夫は?

学生の自己PRをさらに深掘りするためには、上記のような質問が最適です。

質問に対する回答の中に”反省・気づき”や”向上心” ”柔軟に考える力”などがあるかを判断できるでしょう。

また、短所に関する質問も一般的です。短所を聞くだけではなく、そこからどのような点を意識しているのかを確認し、成長意欲や問題解決力を測ることで評価基準の重要なポイントとなってくれます。


志望度、企業理解を測る質問編

次は、志望動機に関する質問例です。

ここでは、学生の志望度を測ることはもちろん、企業のビジョンやミッションに対する理解度・関心度を判断することができます。

“学生自身が思い描くキャリア像と自社での仕事をどのように考えているか””自社での成長イメージを長期で考えているか”などを確認しておきましょう。

  • 〇〇業界・〇〇部署での志望をするのはなぜですか?
  • 当社を選んだ理由は何ですか?
  • 当社のどんなところを魅力に感じましたか?
  • 当社で働くことになった場合、どのような活躍をしたいと考えますか?


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新卒採用の面接で気を付けるべきNG質問

厚生労働省では「公正な採用選考の基本」が発表されており、社会でも人権意識の高まりとともに、新卒採用の面接においても「公正な採用選考」に対する社会のニーズが強まっています。
”緊張を和らげてあげたい”という思いから、以下のような質問をしてしまう場合もあるでしょう。しかし、その質問の回答が、採否の判断に影響することもあるのです。

また、質問の回答に対して、学生の方から以下のことについて話し出すケースが考えられます。面接を始める前に、これらのことについて話す必要はないことを事前に伝えておくと良いでしょう。

参考:厚生労働省|公正な採用選考の基本


就業差別につながる質問、いわゆる”面接のNG質問”を控える理由は、以下のような問題を避けるためにあります。


企業イメージの低下

新卒採用の面接は、企業が学生を選ぶだけではなく、学生も企業を選ぶ立場でもあります。

面接での不適切な質問は、SNSなどで世界中に拡散されることも。インターネット上での炎上や応募者の激減、顧客からの信頼を失うことにもなりかねません。

面接の効果が得られない

先述したように、NG質問がきっかけで、かえって学生が緊張や不安を感じて本来の能力を発揮できないことも考えられます。

違法行為となる場合も

面接の際に、求職者の本籍地や家族関係、思想信条や宗教、支持政党などの情報を収集することは、職業安定法違反となっています。

面接を受けた学生が通報すると、指導や改善命令が出されるケースがあり、命令にも違反すると「6か月以下の懲役または30万円以下の罰金刑」が適用されます。


具体的なNG質問集

具体的には、以下のような質問が就職差別につながるおそれがあるとされています。

本籍に関する質問

本籍の質問は、学生自身の適性・能力に関係のない内容であるため聴取することはNGです。

  • 本籍地はどちらですか?
  • ご両親の出身地はどちらですか?
  • 生まれてからずっとこの住所にお住まいですか?

住居環境や家庭環境に関する質問

以下の質問は、地域の生活水準等を判断することになり、主観的判断に関係する内容です。これらは学生自身の努力では解決できない点を採否決定の基準とすることになります。

【住居環境について】

  • ○○町の△△はどのへんですか?
  • あなたの住んでいる地域は、どんな環境ですか?
  • 家の付近の目印となるのは何ですか?

【家族構成や家庭環境について】

  • しっかりされていますね。長女ですか?
  • ご両親の職業は何ですか?役職についていますか?
  • ご両親は共働きですか?
  • 学費はご両親が出してくれましたか?

【資産について】

  • お住まいはご実家ですか、一戸建てですか?
  • お住まいは持ち家ですか、賃貸ですか?

思想・信条、宗教、尊敬する人物、支持政党に関する質問

これらの質問は、憲法で保障されている個人の自由権に属する内容です。

  • 信仰している宗教はありますか?
  • ご家族やあなたの支持している政党はありますか?
  • 宗教の都合で何か制限はありますか?

男女雇用機会均等法に抵触する質問

男女共に同じ質問をしていても、一方の性別だけが採用・不採用の判断要素となるのであれば、性別を理由として差別していることになります。

  • 結婚や出産後も働き続けようと考えていますか?
  • 男性が多い職場で体力仕事も多いですが、長期で働き続けられますか?
  • 女性ばかりの環境で、男性はあなた一人だけですが働けますか?
  • (男性の学生、または女性の学生だけに)残業や転勤は可能ですか?


参考:厚生労働省|就職差別につながるおそれのある不適切な質問の例


新卒採用面接の3つのポイント

新卒採用の面接で使える質問集_03

新卒採用の面接では、何人もの学生の面接、また複数人の面接官がいることでしょう。

このように多くの人が関わることから統一性の乱れが想定されます。せっかくコストをかけて面接をしたのに、気が付けば評価基準が定まっていないというケースも少なくありません。

以下の3点をポイントに、面接の品質を保ちながら採否に効果的な情報収集を行いましょう。

面接をマニュアル化する

面接官は、人材を見極める力と自社への入社意欲を高めることが求められます。

しかし、面接官によって能力の差があれば、十分な結果を得られません。

面接の質問のノウハウをマニュアルにすることで偏りのない質問ができ、学生の評価も公平にできます。また、今後の面接官トレーニングや引継ぎにも役立ちます。


共通の質問を用意する

新卒採用の面接は、より良い人材を採用するために評価基準を設けておくことがベストです。

そのためには、どの学生にも同じ内容を質問すれば、評価すべき点や基準などが見え、公平な選考ができるでしょう。


評価基準を設けておく

新卒採用の面接において、評価基準がなければ、面接官の主観によって面接を進めてしまい評価にバラつきが生じてしまいます。

より良い人材を採用するためにも、言語化した基準を用意し、社内で共有しておきましょう。


まとめ

新卒採用面接の質問は、「価値観・人柄」「能力や潜在能力」「入社意欲」などを見極める目的があり、状況や確認したい事項に応じて質問の意図を明確にしておきましょう。

また、面接質問のマニュアルを用意して内容に統一性を持たせることが採用選考には重要です。

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楓 博光
楓 博光
株式会社サポーターズ 代表取締役 慶應義塾大学在学中に就活支援会社を創設し、人事ブログポータルサイトや就活イベントを運営。大学卒業後は大手広告代理店を経て、ベンチャー企業の採用担当として無人島インターンシップなどを生み出す。 2012年4月にITエンジニアのキャリアを支援する株式会社サポーターズを創業。これまでに約1000社の新卒エンジニア採用支援、約7万人の学生エンジニアのキャリア支援を行う。 著書『ゼロからわかる新卒エンジニア採用マニュアル』。

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