エンジニアスカウトサービス7選|返信率アップのチェックリスト公開!
IT技術の目覚ましい進展と同時に、企業からのIT人材の需要も高まってきています。企業からの需要が高まる反面、国内のエンジニア求職者はまだまだ少なく、エンジニア採用に苦戦している企業も多いのではないでしょうか。
このページでは、エンジニア採用を検討している企業の採用担当者の方々に向けて、エンジニアスカウトサービスの活用の仕方や実際の媒体をご紹介します。
また、記事の最後には、エンジニア採用でスカウトメールを送る際に、候補者からの返信率を上げるためのTipsをまとめたチェックリストを載せています。採用担当の方々はぜひご活用ください。
目次[非表示]
- 1.エンジニアスカウトサービスの紹介
- 1.1.エンジニアスカウトサービスとは?システムを説明
- 1.2.エンジニア採用にスカウトサービスがおすすめの理由
- 1.3.自社にあったエンジニアスカウトサービスの選び方
- 1.4.自社の採用方針とサービスのターゲットの比較
- 1.4.1.予算と費用
- 1.4.2.ユーザーの返信率・アクティブ率
- 2.おすすめエンジニアスカウトサービス7選!
- 3.【新卒採用】スカウト返信率アップ!47のチェックリスト
- 4.まとめ
エンジニアスカウトサービスの紹介
エンジニアスカウトサービスとは?システムを説明
エンジニアスカウトサービスとは、その名の通り企業がエンジニアの求職者に直接声をかけて採用につなげる手法およびサービスのことです。
求人広告とは異なり、企業自らが自社に合う優秀なエンジニアにアプローチできるため、効率的に採用を進めることができ、自社からの熱意を求職者に伝えることができます。
エンジニア採用にスカウトサービスがおすすめの理由
エンジニア採用にスカウトサービスをおすすめするのは、「ライバルが多く、攻めのアクションが必要だから」です。
前述の通り、IT技術やDX化の発展により、優秀なエンジニアを採用したい企業が急増しています。
その一方で、少子化の影響によりどの業界でも人材不足が深刻になっている中、IT人材はさらに母数が少なく、業界全体のIT人材の需要に対して、国内のエンジニアの供給人数が追いついていないのが現状です。
このようにIT人材の求人倍率が非常に高い状態では、従来の求職者側からの応募を待つ姿勢よりも、スカウトサービスを活用し、企業自らが欲しい人材にアクションを起こす攻めの姿勢が非常に重要になってきます。
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自社にあったエンジニアスカウトサービスの選び方
数あるスカウトサービスの中から自社にあった媒体を選ぶには、
- 自社の採用方針とサービス、ターゲットの比較
- 予算と費用
- ユーザーの返信率・アクティブ率
この3点が重要です。
自社の採用方針とサービスのターゲットの比較
エンジニアを採用するにあたって、まずは採用方針を決めることが大切です。
具体的には
- 職種
- 求めるスキル(開発言語など)
- 開発経験や実務経験の有無
- 経験年数
などです。
求職者の登録が多く有名なサービスを使っていても、自社のニーズに合った求職者が見つかるとは限りません。
そのため、まず採用方針を明確にしてから、サービスごとに登録者の情報を比較しましょう。
予算と費用
スカウトサービスの料金体系は、
-
成功報酬(従量課金)型
- 採用に至った人数に応じて料金が発生
- 初期費用が発生しないことが多い
-
サブスクリプション(定額)型
- サービスの利用期間に応じて定額
- 採用人数による料金の変動なし
-
先行投資型
- 求人掲載前に料金発生
- 採用後の料金は発生しない
など様々です。
費用相場としては以下の通りです。
成功報酬型 |
定額型 |
先行投資型 |
|
費用相場 |
年収の15%から20%程度/人 |
60万円~330万円程度/年 |
数万円~100万円超まで様々 |
どういった人材をどの程度の期間で何人採用するかによって、自社の予算は異なります。
採用方針と照らし合わせて予算を決定し、検討しているスカウトサービスの費用相場が適しているかどうかを、利用前に必ず確認しましょう。
出典:みんなの採用部|ダイレクトリクルーティングの料金形態と費用相場|10社サービス
リクルートエージェント|転職エージェントの成功報酬はいくら? 相場を解説
ユーザーの返信率・アクティブ率
サービスのターゲットや料金体系が適していても、アクティブユーザーが少なくスカウトメールへの返信がまばらでは、苦労してスカウトを送っても効果を十分に得られません。
ユーザーの母数が多くなかったとしても、アクティブ率やスカウトへの返信率の観点から媒体を選出するのも、有効な手段となります。
スカウトの返信率は
返信率=返信数÷スカウト配信数
で算出が可能です。
一方のアクティブ率(ログイン頻度、スカウトの閲覧数など)について、スカウトメールの開封率は平均で70%前後とされています。 ただ、企業からの需要が大きいITエンジニアやデータサイエンティストなどの職種はスカウトの受信数も多く、平均50%ということもあります。
では、数あるスカウトの中から、自社がターゲットとする人材にメールを返信してもらうにはどうすればいいのでしょうか?
返信率を上げるポイントについてのまとめは下記(「スカウト返信率アップ!47のチェックリスト」)をご覧ください。
おすすめエンジニアスカウトサービス7選!
ここでは、エンジニア採用に強いスカウトサービスを、新卒採用向けから3社、キャリア採用向けから4社ご紹介します。
特徴だけでなく、想定費用(公開している企業に限る)や料金体系も載せているので、ぜひサービス選びの参考にしてください。
【新卒採用】
サポーターズ
【特徴】
-
国内最大級のエンジニア学生の登録数
- 就活支援金が受け取れる仕組みや、技術勉強会・大学研究室訪問を通じた学生との関係を構築している点がエンジニア学生から支持され、エンジニア学生の約3人に1人が利用しています。
-
ハイスキルなエンジニア学生が多数
- エンジニア学生向けに、テックカンファレンス・ハッカソン・技術勉強会等のイベントを年間150回程度開催。エンジニア育成に取り組んでいるからこそ、ハイスキル学生が多く登録しています。
-
運用代行で工数削減
- 追加料金なしで、スカウト送付やイベントページ作成を代行可能です。代行があることで、通数制限なし・通年利用でも安定運用できます。
【料金体系】
- 成果報酬型(メディア・スカウトサービスプラン)
サポーターズ|サービスサイト
paiza新卒
【特徴】
-
情報系専攻の学生が多く登録
- 登録学生の89%が理系学生で、そのうち情報系を専攻する人だけで6割を占めます。さらに、3割以上は東大・京大などを含む上位校の学生です。
-
独自テストで技術レベルを可視化
- 一定の基準で技術力を測ることができ、スキルに応じて学生を探し採用することができます。
【料金体系】
-
完全成果報酬型
- 採用まで費用は発生せず、インターンは初期費用・掲載費用は無料
- 成果報酬は60万円~
paiza新卒|サービスサイト
LabBase就職
【特徴】
-
登録学生の80%以上が上位校
- MARCH、国公立大学で専門的な研究を行う全国の学生が登録しています。
-
コンサルタントがスカウトをサポート
- 1社につき2名の専門コンサルタントがサポートをしてくれるため、ダイレクトリクルーティングがはじめての企業でも安心して採用を進められます。
【料金体系】
- 基本は月額のデータベース料金のみ
- 採用後の成果報酬はなし
-
以下4種類の料金体系があり、ニーズや予算で費用が変動
- スタンダードプラン
- 自社完結プラン
- 少人数サポートプラン
- 大量採用プラン・理系採用お任せプラン
LabBase就職|サービスサイト
【キャリア採用】
Findy
【特徴】
-
エンジニアのスキルを解析
- GitHubの開発履歴をもとにエンジニアのスキルレベルを可視化しており、エンジニア採用のノウハウがなくても求職者のスキルを把握しやすくなっています。
-
マッチング形式により少ない工数で運用
- 「いいね」を通じてマッチした人材にのみスカウト送信する仕組みです。
-
AIによる求人票採点
- 自社が掲載する求人票の魅力度をAIが判定してくれ、より魅力が伝わりやすい求人賞にブラッシュアップできます。
【料金体系】
- 月額利用料+成果報酬型
Findy|サービスサイト
Wantedly
【特徴】
-
登録者数350万人超
- そのうちエンジニアやデザイナーなどのIT人材が半数を占め、20代〜30代の若手人材が中心です。
-
条件や知名度、採用予算に左右されない採用
- 給与や勤務地等の条件によらず、企業が掲げる「想い」への共感を通じたマッチングを目指している点に独自性があります。
【料金体系】
- 月額制
- 先行投資型(前課金):6ヶ月30万円〜
- 採用後の成果報酬はなし
Wantedly|サービスサイト
Green
【特徴】
-
個別スカウトも一斉送信で大量アプローチも可
- 求人の掲載期間や掲載数が無制限で、毎月1000通のスカウトを無料で送信することができます。
-
採用広報をプロがサポート
- プロのライター・フォトグラファーが各社オリジナルの企業紹介ページを用意してくれ、企業の魅力を伝えることが可能です。
【料金体制】
- 成果報酬型:職種別に一律60〜120万円
Green|サービスサイト
Forkwell Jobs
【特徴】
-
エンジニア採用に特化
- ポートフォリオやエンジニアに最適化された入力項目があり、効率的に候補者のスキルを判断することができます。
-
スカウトにアクティブなユーザーが多い
- 開封率は65.2%、返信率は16.9%と、どちらも業界内では高水準です。
【料金体制】
- 基本利用料+成果報酬型
Forkwell Jobs|サービスサイト
【新卒採用】スカウト返信率アップ!47のチェックリスト
ここまでエンジニアスカウトサービスについて紹介しましたが、スカウトサービスを利用した採用成功は、スカウトメールの返信なしには始まらない、ということがおわかりいただけたかと思います。
そこで、新卒の候補者からのスカウト返信を向上させるために、メールに盛り込むべきチェックリストをまとめました。
ダウンロードして、ぜひスカウトメール作成にお役立てください!
【無料ダウンロード】スカウト返信率を向上させる47のチェックリスト
まとめ
数多くのエンジニア採用を考える企業がある中で、効率的に優秀なエンジニアを採用するのは極めて難しいのが現状です。
しかし、適したサービスを利用し攻めの姿勢でスカウトを送ることで、魅力的な求職者に自社を選んでもらう可能性が高まります。
サポーターズでは、特に数の少ない新卒のエンジニア学生に特化した採用支援のサービスを提供しています。
エンジニア学生の3人に1人が登録しているため、「たくさんのエンジニア学生に会いたい!」と考えている企業の方はぜひ一度ご相談ください!
これからエンジニア採用をはじめる企業は、まずは採用方針と予算を定め、数あるサービスから自社に適したものを選びましょう。
そして採用担当の方々自身がスカウトメールを作成する際は、ぜひ47のチェックリストがお役に立つことを願っています!
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